監督プロフィール監督プロフィール

撮影中の監督

映画監督・脚本家錦織 良成

経歴

1962年 島根県出雲市出身。
'96年 劇場映画 「BUGS」(主演:高橋かおり 他)で映画監督デビュー。
'99年 「守ってあげたい!」 (主演:菅野美穂 他)脚本・監督。一躍注目を集める。
'02年 「白い船」(主演:中村麻美、濱田岳 他)脚本・監督。故郷を舞台にした劇場映画を公開。
その年のミニシアター邦画作品部門の全国興行成績第1位を記録。
(日本芸術文化振興会映画芸術振興事業/文部科学省認定/厚生労働省社会保障審議会推薦)
'03年 「ハート・オブ・ザ・シー」(主演:須藤理彩、杉山清貴 他)監督。
(日本サーフィン連盟推薦)
'05年 「ミラクルバナナ」(主演:小山田サユリ、緒形拳 他)脚本・監督。
(日本芸術文化振興会映画芸術振興事業/文部科学省認定/厚生労働省社会保障審議会推薦)
‘08年   「うん、何?」(主演:橋爪遼、柳沢 なな、宮崎美子 他)脚本・監督。
(厚生労働省社会保障審議会推薦 児童福祉文化財)
(2009年ホノルル国際映画祭優秀映画栄誉賞受賞/ 2009年KINOTAYO映画祭正式招待作品)
'10年 「RAILWAYS-49歳で電車の運転士になった男の物語-」(主演:中井貴一 他)脚本・監督 。
全国一斉ロードショー(KINOTAYO映画祭2010最高賞 Soleil d’Or KINOTAYO受賞)
'11年 「わさお」(主演:薬師丸ひろ子、わさお【秋田犬】 他)監督。
'13年 「渾身」(主演:伊藤歩、青柳翔 他)脚本・監督。
第36回モントリオール世界映画祭正式招待作品ワールドプレミア上映。
第25回東京国際映画祭正式招待作品ジャパンプレミア上映。
‘14年 日本刀・たたら製鉄を題材にした時代劇「たたら侍」を撮影。
‘16年 EXILE HIRO氏がエグゼクティブプロデューサーをつとめた映画時代劇「たたら侍」脚本・監督。 同作で北米最大の映画祭、第40回モントリオール世界映画祭2016ワールドコンペティション部門最優秀芸術賞を受賞。 また、インド「ディレクターズ・フォートナイト・コルカタ」のグランプリ、 米・ルイジアナ「シネマ・オン・ザ・バイユー映画祭」の長編部門で最高賞となるグランプリを受賞し、 世界各国で高い評価を得て、10個の賞を獲得。2017年5月20日(土)全国一斉公開。
‘19年 島根県の一級河川・高津川を舞台とした新作映画「高津川」(主演:甲本雅裕、戸田菜穂 他)を発表。脚本・監督。 コロナの影響により、全国公開延期を決定。
‘22年 延期となっていた新作映画「高津川」の2022年2月11日(金)全国一斉公開。

原作物の映画化が多い中、
オリジナルの企画、脚本に拘る数少ない映画監督の一人。
何気ない日常をとらえる描写力と
柔らかな映像センスに定評がある。

講師

福岡大学非常勤講師(経済学部:ベンチャー起業論)
名古屋外国語大学 現代国際学部特殊講義担当
名古屋学芸大学 メディア造形学部 映像メディア講義担当
島根大学 嘱託講師

公演実績

日本ライセンス協会第36回年次大会基調講演
日本ペインクリニック学会全国大会記念特別講演
第29回日本診療放射線技師学術大会市民公開講座
岐阜新聞創立記念講演
広島経済同友会講演会
公益社団法人 全国公立文化施設協会中四国大会講演
商工会議所女性部中国大会講演会
中国5県幼稚園PTA総会講演会
島根県保育研究大会講演
舞鶴市フィルムコミッション創立式典基調講演
中国地区小学校長教育研究大会島根大会講演
和銅博物館記念講演会
商工会議所・小中高校・大学での講演 その他多数

夕焼けと海の写真

略歴

平田高校で演劇部に入部し、部活中に演劇や脚本の楽しさに芽生え、人生の方向を決めたが、親の反対にあい、自衛隊に入隊、2年間まじめに活動したが、どうしても演劇が忘れられず、貯金240万円持って上京する。

24歳の時に先輩から脚本家を目指すなら、映画監督を目指せとアドバイスを受けた。30歳前後からオリジナルビデオの制作を始め、35歳で初めての映画「BUGS」の監督、脚本を手がけ、念願の映画監督になる。

38歳で婦人自衛官の成長を描いた「守ってあげたい」、40歳で島根県塩津の小学校を舞台にした「白い船」で、日本芸術文化振興会映画芸術振興事業、文部科学省選定、全日本教職員連盟推薦、青少年映画審議会推薦、日本PTA全国協議会推薦、日本ペンクラブ推薦等多くの人々から支持を得て観客動員数も10万人を超え、映画監督としての初めての成功体験と自身の今後の活動方向の手がかりを発見した。

41歳で千葉県和田町の綺麗な海、自然との共生、環境をテーマにした「ハート・オブ・ザ・シー」、43歳でハイチの貧しい子供たちの笑顔から、戦後の日本を思い出し、日本人の忘れた心を取り戻そうとオリジナル脚本を手がけた「ミラクル・バナナ」、46歳で島根県雲南市を舞台に、神話と一体になった自然の豊かさと人々のさりげない生活を描いた「うん、何?」、48歳で島根県松江市と出雲市を結ぶ一幡電鉄を舞台に、家族の絆、人と人との繋がり、思いやり、日本の心を描いた「RAILWAYS、49歳で電車の運転士になった男の物語」、49歳で、青森県鰺ヶ沢町を舞台に動物映画初挑戦した「わさお」、50歳で島根県隠岐諸島を舞台に、家族の絆、思いやり、人々の繋がり、日本の心を描いた「渾身」、モントリオール世界映画祭の正式招待作品にもなり、日本のローカルをグローバル化するスタートとなった。

54歳の2016年9月には、モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門にて「たたら侍」が最優秀芸術賞を獲得するという快挙を達成する。

談笑中の監督
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